かつての主流保険
かつては日本の生命保険の主流だったのが養老保険です。満期時に死亡保険料と同額の満期金が受け取れる貯蓄性の高い保険で、以前は「老後の蓄え」と「万一の場合に家族のために」と加入する契約者が多かった保険です。払込方法には「月払い」と「年払い」がある「有期払い」と、契約時に保険料を全額払い込む「一時払い」があります。養老保険の特徴は、加入時に決められた満期日に保険金が支払われますが、満期日以降の保障は全く無い、という点です。
保険と貯蓄の長所を兼ねる
契約の方法としては、加入時の年齢によって満期日を決めるやり方が一般的です。たとえば30歳で子供ができた男性の場合、50歳までの20年満期の養老保険に加入するという方法があります。つまり子供が成人するまでの保障を考えての契約、ということです。20年間、何事もなければ50歳になったときに保険金と同額の満期金が支払われるので、保険と貯金の長所を兼ねそろえたものといえるでしょう。「学資保険」はこの特長を踏襲した保険だといえます。ただし、満期以降は何の保障もないことから、高齢化が進み平均寿命も延びた現在では「定期付特約終身保険」に主流の座を譲り、資産運用の目的でも「変額年金保険」などにとって変わられています。