ケガの保険
誰にでも起こりうる突発的な事故でのケガによる金銭的損失を保障するのが傷害保険です。事故の定義は日常の普通の生活で遭う不慮の災難なので、病気や特殊な事例は対象外となります。生命保険と異なり、契約者の仕事の「危険度」によって保険料が等級区分されていて、工事現場など比較的危険性が高いとされる職務に就いている人は、事務職などに比べて保険料が高額になっています。したがって、契約者は転職などで業務内容が変わった際には保険料の変更手続きが義務付けられており、これを怠った場合は契約違反となりますので注意が必要です。
生命保険との特約契約
なお、日本の保険会社では生命保険の加入時に傷害保険を特約としてセット販売する場合も多く、この場合は仕事が変わっても保険料の変動がないという特典があります。傷害保険で受け取れる保険は「通院」「入院」「手術」「後遺障害」「死亡」「賠償責任」などがあり、それぞれに細かい規定がありますので、契約時にそれらをよく理解しておくことが重要です。
「医療保険」との比較を
傷害保険は、かつては保険会社の主力商品でしたが、現在は医療保険に比重が傾きつつあります。医療保険なら事故によるケガ以外でも保険金が下りるとのことで、平均寿命が延びた時代背景もあり、契約者が傷害保険よりも医療保険を選択するという傾向が多くなってきているためです。しかしながら、傷害保険にも「保険料が安価」「年齢不問」「加入が簡便」というメリットがあり、さらに医療保険では加入を断られる大病のあとの加入でも問題ないという点も魅力です。自身の健康状態や他の保険商品との比較を十分に行ない、じっくり検討した上で選択するのが賢明です。